音ゲー分科会

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音ゲーの不調の原因を探る

今回は音ゲーにおける命題である、不調の原因を探ってみます。

今回は前回のプレイ動作の無意識下の内容から「無意識下で動作できていたものがうまくいかなくなった状態が不調ではないか」
という仮説が浮かんできたので
「1.どう言うシーンで動作が無意識下に移行できなくなるか」
「2.どのような状態なら無意識化できるか・しやすいか(=不調を避けられるか)」
の二本立てで考えてみることにしました。

また、前提としては
不調 = 本来の実力を出せていない状態
であって、そもそもスキル的に不足しているものと混同しないように気を付けます。

1.どう言うシーンで動作を無意識下に移行できなくなるか

まず、音ゲーに関係なく無意識だった動作が意識しないといけなくなる瞬間を探してみます。
・眠い時
 手から物を落としたり、顔を真っ直ぐあげていられなくなったりします。
 普段は手の力加減や、顔の位置は無意識化にあり、意識することはほぼないかと思います。
・お酒を飲んで酔っている時
 真っ直ぐ立ったりすぐに歩いたりできなくなりますね。
 普段は真っ直ぐ立つことはほとんど意識していないと思います。
疲労が溜まっている時
 普段できる簡単な足し算や操作(靴を履いたり脱いだりとか)を間違えたりすることがあります。
 普段は暗算して計算式は考えず無意識下にあるような気がします。
・別の動作をしている時
 集中している時に呼吸を忘れたり、画面を凝視していると眩きを忘れたりしますね。
 これらも普段意識しませんし、意識するとどうやって無意識下に移行するか分からなくなったりします。

これらのキーワードや共通点
・意識が鮮明であるか
・集中しないと動作できないことが存在しているか
だと考えられます。さらに
・無意識下の行動も意識しないといけない状態
・普段意識しないと動作できないことはさらにできなくなっている状態
 →脳の処理に余裕がない状態
になっているかと考えました。

自分の体感やイメージとしては、脳のキャパ・メモリが不足したら無意識下の行動ができなくなってくと思っていますが、
意識の鮮明さも脳のキャパに影響しているのかもしれませんね。脳の処理速度(メモリ開放が早い)という感じでしょうか。

2.どのような状態なら無意識化できるか・しやすいか(=不調を避けられるか)

基本的な無意識化までのフローは前回の記事で考えたので、どういう状態でプレーしたら良いか考えてみます。

無意識→意識が必要 になる要素から考えると
・意識が鮮明
・疲れがたまっておらずケガもしていない(=身体を動かす際にズレを補正しなくてよい)
・集中したい動作以外の動作や外乱が少ない(=脳の処理に余裕がある)
という身体のコンディションや意識が必要と考えられます。

具体例で言うと
[身体のコンディション]
・眠気が無い
・酒酔いも無い
疲労もしていない
・水分不足ではない
・ストレスがない
・空腹ではない(血糖値が低くも高くもない)
・ケガしていない
・身体が冷えていたり暑すぎたりしない

[意識(外乱の除去)]
・身体の姿勢が安定している(バランスを取らなくて良い)
・外乱(音、振動、眩しさ、匂いなど)がない
・尿意、便意がない
・不安感、ストレスがない
がありたい状態かと思いました。

また、自律神経の乱れと脳の疲れも関係していると言われているようなので、交感神経と副交感神経のバランスも大切そうです。

ここで本題の音ゲーへの落とし込みですが、
不調だと感じたら疑うこと
・ちゃんと寝たか、眠気はないか
疲労は溜まってないか 
・ちゃんと水分はとったか
・いつもと姿勢が変わってないか
・いつもと目線が変わっていないか
・プレー中でないときに打鍵動作をやってみてイメージとズレがないか
・別の事を考えていてプレイに集中できなくなっていないか
・空腹で血糖値が落ちてないか
・食べ過ぎて血糖値が上がってないか
・ストレスが溜まってないか
・リラックスしすぎてないか
・眼が疲れていないか
・暑くないか、寒くないか

不調にならないように管理したいこと
・睡眠時間や質
・空腹度合い
・水分
・身体の疲労
・プレイ姿勢
・プレイ環境
・ストレス
・目の疲れ
・プレイ中にスマホゲーをやらない

常にコンディションをよく保って、体調による不調は避けたいですね。
私の経験としては体調による不調よりもプレイ中に集中できているか の方が調子に大きく影響するので
・体調面は万全にして疑わなくてよくする
・曲が始まったらプレーに集中する意識付けをする
・姿勢やアップのルーティーンを決めて基準を作る
・疲れてきたら早めに休憩を挟む
という風に工夫しています。

~終わり~